ぬるりとお絵描き

絵の勉強、本とかブラシ紹介とか

【本紹介①】パク・リノ氏のチュートリアルシリーズ(3冊)

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評価:★★★★★(初心者~中級者におすすめ)

 

パク・リノ氏のチュートリアルシリーズ第一弾。

基本的な人物画の描き方を解説してくれている本。

非常に読みやすい文章で要点だけまとめてくれており、スっと入ってくるのがすごく良い。

初心者向けではあるけど、初心に帰ってイチから考え直したいと思ってる中級者にもおすすめ。

 

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評価:★★★★★(初心者~中級者におすすめ)

 

パク・リノ氏のチュートリアルシリーズ第二弾。

基本的な色塗りの技術を解説をしてくれている本。

お絵描きチュートリアル同様、だらだらと長い解説もなく読みやすい内容。

質感の出し方、光源の表現の仕方、レイヤー効果の説明など、様々な部分が補完出来ました。

今までの塗り方を捨てて、この本の指導通りイチから学びなおしてみたら、

パッキリとした厚塗りがかけるようになり、一皮向けたイラストを生み出せるように。

厚塗り的な塗り方を目指すならこの本1冊で中級者ぐらいにはなれると思います。

 

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評価:★★★★☆(必要かどうかは持ってる知識量による)

 

パク・リノ氏のチュートリアルシリーズ第三弾。

キャラクターを魅せるポージングなどが学べる本で、第一弾の「お絵描きチュートリアル」をもう少し掘り下げた感じ。

パースの解説なども交えながらポージングなどのコツについて学べます。

私はすでに知ってる内容があり、お絵描きチュートリアルと少しダブってる内容もあったので、

個人的には第一弾と第二弾ほどガツンとした情報が得られませんでした。

個人差の問題なので、本自体は買って損ということは全くありません。

 

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個人的なあれこれ。

 

購入当時、私は厚塗りをメインにしており、半端な知識が大量にある状態でした。

海外のイラストレーターから直接チュートリアルを購入したこともありましたが、

根本的な部分を理解しておらず、余計な知識がつくばっかりで迷走の一途。

上達の仕方もあべこべだったので(一応上達はした)、地獄のような日々でしたが、

偶然にも以前から好きだったパク・リノ氏(Rinotuna氏)の本が翻訳されたという情報を見て購入。

第一弾と第二弾で絵の描き方をイチから見直し、第三段でちょっとしたテクニックを頂き、

一皮むけたところで絵の仕事が急増したので、とてもありがたいチュートリアル本でした。