ぬるりとお絵描き

絵の勉強、本とかブラシ紹介とか

【本紹介②】mignon氏の作画本

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評価:★★★★★(中級者向け、ツールや特典がphotoshop寄り)

 

実はあまり時間が取れてなくて本自体はがっつり読めておりませんが、特典が大満足でした。

特典はPhotoshop用のブラシ、mignon氏の作成したイラストのPDSファイル、動画など…

特に、Photoshopでの作画方法が斬新で、すべてマスク機能で塗ってるのははじめて見たので勉強になりました。

(大抵の場合は一部分にマスク機能を活用することが多い)

 

注意点① mignon氏の作画方法は地味にスペックが要求される、かも

かなり大きいサイズで描こうとしたとき、しょっぱいPCだと厳しい可能性があります。

(レイヤー数がめちゃくちゃ増えるのでメモリなどが必要になってくる。)

 

注意点② Photoshop以外だと再現が難しい、かも

PhotoshopとCLIPSTUDIOでは同じ機能があっても効果が結構違うので、

この本をもとにCLIPSTUDIOで描こうとするとかなりの労力を必要とすると思います。

特典もPhotoshop用のブラシしか配布しておりません。

CLIPSTUDIO用に無理やり変換する方法もありますが、

そもそもブラシの挙動がPhotoshopとCLIPSTUDIOとでは大きく異なりますので、

無理に変換したところで近いところまで再現させるのにブラシ設定の知識などが要求されます。

(ブラシの内容的に似たような代替ブラシは見つけやすい、かも)

Photoshop以外をメインにしてる人は要注意です。

 

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個人的なあれこれ。

 

パク・リノ氏の本を買ったあと、更に塗りを改善するために購入しました。

すでに大まかな方向性は決まっていて、あとはどうするかってところだったので、

ちょうど良いタイミングにこの本に出会えて大幅な改善が行えました。

厚塗りっぽさを残しつつ若干シャープに濡れるようになったので大満足。